食育インストラクター講座の概要


食育インストラクター資格は、食育インストラクター講座を受けることで取得することができます。講座の内容について詳しく確認し、実際に受ける場合の目安としましょう。他の食育資格との違いなどがポイントとなります。

食育インストラクター講座の概要について

食育インストラクター講座を監修しているのは、日本食育インストラクター協会となっています。資格には5段階があり、もっとも初心者向けのプライマリー資格のみ、講座を受講するだけで取得が可能です。4級以上の資格を取得する場合は、プライマリー資格を持っている上で特定の講座を受け、その上で試験に合格する必要があります。

プライマリーの資格のみ、通信講座のがくぶんで学ぶことが可能です。講座を申し込むと、複数のテキストやDVD、サブテキストなどが含まれる一式が送られてきます。
メインのテキストは5冊と盛りだくさんの内容で、これを半年ほどかけて学習し、資格試験を通過することになります。受講期間は余裕をもって確保されており、テストは自宅で受けられ、しかも再試験可能なので忙しい専業主婦でも、外出などすることなく食育インストラクターの資格を取得できます。

4級以上の資格を取得する場合は、同協会が推進している学校や研修会に参加する必要があります。食育に関する授業に加えて、調理実習なども学習内容に含まれてきます。筆記試験も含まれる本格的な資格です。
民間資格ですが本格的な学習内容となっており、1級を取得するためには、2級取得の上で1年以上の食育実務経験が必要です。

食育学習の内容としては、プライマリーでは調理方法や栄養素の基本知識などが含まれていましたが、上位の級ではそれらに加えて法律から見た場合の食の安全性、食品添加物や遺伝子組み換え食品などに関する知識、健康的な栄養バランスの食事を続けるための方法や、それらを多くの人に広めるための知識も学ぶことになります。

自身で食育を学ぶだけでなく、家庭を持った他の母親たちや地域などで食育を推進するための活動が主な目的となってくるので、1級と2級が合同で開催している研修会では、実際の食育活動についての報告もカリキュラムに含まれています。

食育インストラクター講座の全体を通して学習されるのは、口に入るもの全てが対象となります。一般的な野菜や肉類は元より、サプリメントや冷凍食品、添加物、そして特定保健用食品のルールについても勉強することになります。食育インストラクターとして活躍したい方は、ぜひプライマリー資格から取得を目指してみましょう。


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