食育に関する資格は増えており、その注目度の高さが伺えます。しかし実際に取得しようと考えた場合、どれを目指せばよいのかわからなくなってしまいます。それぞれの資格にはどんな違いがあるのか、チェックすることが大切です。
食育資格の違いをわかりやすく解説
食育の資格として特に有名なのは、食育インストラクターです。こちらは特定非営利活動法人の日本食育インストラクター協会が主催している資格であり、その指導者はさまざまなメディアで注目され続けている、あの服部幸應先生です。服部先生は食育基本法の制定にも関わっている、そもそもの食育の第一人者であり、指導の内容も本格的な点が他の資格と違います。
資格はプライマリー、4級から1級の5段階があり、上位資格を活かして仕事などに活かすこともできるものです。食事や食品、栄養素に関する知識だけでなく、食事マナーや食生活、そして日本の食料自給率など社会的な分野までが学習内容となってきます。家庭の中で活かしたい資格としては、プライマリーを取得するのもおすすめです。
薬膳コーディネーターは食育の中でも、薬膳料理についての知識を覚えられる資格という違いがあります。本草薬膳学院が認定している資格であり、体の健康を管理するために漢方の力などを食事に取り入れることができるようになります。
病気を治療するためには病院へ行かなければなりませんが、冷え性や肩こりなど、病気とは言えないような小さな健康の悩みなどを、食事で解決していくことができます。調理師や料理教室の講師などのほか、子どもやご主人の健康管理のために、薬膳コーディネーターの資格を取得する方もいます。
ヘルシー&ビューティアドバイザーは、中でも食育を通じて美しい体を保つことを目的とした資格です。フードマネジメント協会の認定している資格であり、自分や家族の健康管理をするための知識を覚えることができます。
食材や栄養素の基本的な知識に加えて、ヘルシー&ビューティアドバイザーの場合は身体の仕組みや姿勢の作り方、そしてトレーニング方法やストレッチなど運動についても深く掘り下げている資格です。
3級と2級があるので、より高度な知識を求めることもできる資格です。実生活で役立つのは当然として、食育のアドバイザーやスポーツジムなどのアドバイザーとして、活躍できる知識を持てます。
食育の資格を通じて家庭の中で活かす方法や、仕事の中で活かす方法などありますが、それは資格の種類によっても大きく違ってくるものです。一見すると似たような資格ばかりにも見えますが、少し蓋をあけてみると用途も目的も違うものなので、資格選びをする場合は十分に意識してみましょう。
食育のおすすめ資格
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