食育指導士の資格取得方法と仕事内容


食育指導士の資格を取得するためには、講座を受講する必要があります。講座の期間は1日なので、忙しい人でも資格が取得しやすいようになっています。
1日の講座に参加した人は、年会費と更新料を支払い、資格を維持していくことが出来ます。
食育指導士からステップアップしたい人は、上級食育指導士を目指すことも可能です。上級食育指導士は、講座の期間が5日間となっていて、食育指導士よりも長めです。

食育指導士の資格取得方法と仕事内容について

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食育指導士の講習会の最後に、資格認定試験が行われます。30分の試験となっており、試験の合格基準を満たすと、資格認定書やIDカードを受け取ることが出来ます。
テキストは前もって購入することも出来るので、あらかじめ試験対策をしておきたい人は、テキストを事前に入手しておきましょう。

試験の難易度はそこまで高くはありませんが、きちんと準備しておかなければなりません。
学問的な内容が含まれており、数学や化学式なども出題されます。問題数は30問と多くはありません。しかし、資料などを見ながら試験を行うことは出来ないので、食育に関する理解度が試されます。選択式の問題となっており、4つの選択肢から選んでいきます。
試験に落ちたとしても、再試験を無料で受けられるのは、嬉しいポイントですね。

食育指導士の資格を取得すると、どんな仕事が出来るようになるのでしょうか。
既に保育士や栄養士として働いている人は、食育指導士の資格を取得することにより、業務の幅を広げることが出来るようになります。介護施設や医療機関でも、食育指導士の需要が高まってきているので、働くことが出来るでしょう。
食育を子供達に対して行っていきたいと考える自治体が多いので、カルチャーセンターなどで講義を行うことも出来ます。
食育の啓蒙活動を、セミナーなどで行っている人たちもいます。自宅などを使って料理教室を開いたり、有料メールマガジンなどで、食育の情報発信をしている方もいますよ。

毎日の生活に欠かせない食ですが、体や精神面を良い状態に保つためには、ただ食事を取るだけでは不十分です。
食育指導士は、健全な体と精神を保つ食とは何かを教えてくれます。日本の食文化や食事のマナーについて指導しながら、健康的な食生活についてトータルでサポートしてくれるのです。
子供であっても、お年寄りであっても、世代に関係なくサポートできる能力を持っているのが食育指導士だといえますね。

近年のような高齢社会では、食育の大切さが改めて注目されています。食育指導士の活躍の場は、これからもますますと広がっていくことでしょう。食から人々に健康を届けたい方はぜひ食育指導士を目指しましょう。


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