食育資格を活用して料理教室を開く方法と注意点


食育資格を活用して料理教室を開くためには、特別な資格や届出といったものは、必要ありません。
可能であれば、食品衛生責任者の資格を取っておくと、教室の生徒さん達は安心することでしょう。食品衛生責任者の資格は、一日の講習を受ければ取得できるので、料理教室を開く前に、取得しておくと良いでしょう。既に調理師免許を持っている方は、講習を受ける必要はありません。
お店として料理教室を開業すると決めた時は、開業届を税務署に提出するのを忘れないでください。

食育資格を活用して料理教室を開く方法と注意点について

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では、料理教室を開く時の注意点は何でしょうか。
生鮮物などを扱うので、食中毒に注意するようにして下さい。食材の保存方法や、調理方法に十分気をつけて、食中毒が発生しないようにしましょう。
個人の料理教室は、口コミや良い評判が生命線でもあるので、一回でも食中毒が発生すると致命的です。食材の扱い方や、調理場を清潔に保つことなどに、十分気を配っていきましょう。

生徒さん達の中には、果物や穀物にアレルギーを持っている方たちがいるかも知れません。どんなアレルギーを持っているのか、事前に確認することを忘れないで下さい。参加する大人達だけではなく、料理したものを食べる子供達の中にも、アレルギーを持っている子がいないかどうか確認すると良いでしょう。
料理教室では刃物を使うこともあるので、何か発生した時には、すぐに簡単な応急処置が出来るような、医療キットを用意しておいて下さい。近くの病院や薬局の場所も把握しておくと、不測の事態が発生した時でも、落ち着いて対応することが出来ます。

すでに料理教室を開いている方たちは、食育資格に加えて別の資格を持っていたり講座を受講したりしています。
例えば、料理教室を営業したり、飲食業を経営する知識を学べる講座に参加している人たちがいます。収益を着実に上げていくためのビジネススキルを学ぶための資格を取得した人もいます。
薬膳についての基礎知識を学べる講座に参加したりする人もいます。食育についての料理教室ですが、薬膳についての知識もあると、授業の内容に幅が出て生徒さん達が飽きずに学んでいけるでしょう。

料理教室では、初心者の人が挑戦しやすいように、分かりやすくゆっくり教えることを心がけていきましょう。
料理教室について知ってもらうために、ブログを作ったり、SNSを利用したりすると認知度を上げることが出来ます。最初のうちは、知り合いの人を呼んで、無料で料理教室をしながら、経験を積んでいくことも良い方法だといえます。

料理教室の主催を考えている方は、これらの基本的な注意点をしっかりと考慮しながら準備を進めていきましょう。


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